現場ブログ

雨戸も塗装が必要だと知っていましたか?

このエントリーをはてなブックマークに追加
Bookmark this on Livedoor Clip
Bookmark this on Yahoo Bookmark
LINEで送る

624001_s

 普段は必要性を感じない雨戸ですが台風など自然災害の時に、私たちを安全に守る心強い役割を果たしてくれます。その雨戸も、外壁塗装が必要だとご存知でしょうか?
いざという場面は、そう何度も訪れませんが、何度も訪れない事柄は、予想しずらく不意に訪れるものです。そんな時に慌てることがないように、雨戸も定期的なメンテナンスを行いましょう。

 

1)雨戸の役割

 雨戸は、雨風で飛んでくるものから建物や窓ガラスの損傷を防ぎ、また防犯対策として、とても頼りになる役割を担っているのです。

 1-1台風被害

 ここ数年、鹿児島には直接的な被害はありませんが、記憶に新しい熊本の人吉周辺や太平洋側の地域では甚大な被害に見舞われました。

 鹿児島の方は、訓練をするわけでもありませんが、昔からの教訓で庭にある物を家の中に入れたり「どこから何が飛んでくるか分からない」と雨戸もしっかり閉められますよね。とても良い習慣だと思います。

 そんな台風・自然災害のために、雨戸の定期的なメンテナンスを心掛けましょう。

 1-2防犯対策

 防犯対策として雨戸は有効なのか?その答えはYES!です。ですが、注意点もあるので解説していきます。

 まず有効な点、侵入者は玄関より窓から侵入することが多いのです。その時、頼りになるのが雨戸になります。

私たちの認識の甘さもあるのですが(近年玄関の防犯対策は厳重になってきているのに対し、窓はまだまだ手薄になっていることが多いのではないでしょうか?)

 この先、窓の強化をする際は目安として侵入者が5分以上かかる防犯対策をしましょう。

 反対にあまりお勧めできないのが、長期間、雨戸を閉めている場合です。

「この家は、長期間留守にしてますよーー〜。」っと言っている様なものです。

雨戸の防犯は、有効な点を上手く取り入れて対策しましょう。

 

2)雨戸に塗装が必要な理由

 塗装がなぜ必要か?それは、我が家を守るためです。(自然災害とは別に経年劣化からという意味です。)

 2-1経年劣化で外壁にも影響が

 雨戸にも錆止めの塗料が塗ってあります。それは、外壁と同じで経年劣化で禿げてしまい、剥き出しになった鉄製の雨戸は錆びてきます。

 錆びてしまった雨戸を、そのままにしておくとサビが壁に垂れて外壁が変色してしまいます。

 見た目にも悪いですよね。そして雨戸はそのままで外壁だけ塗装しても、サビ方れた外壁は綺麗になっても、雨戸の見た目の悪さは更に際立ってしまいます。

 

3)経費

 雨戸の塗装にも足場が必要になることと、雨戸の交換となると大変高額になってしまいます、外壁塗装と一緒にメンテナンスを済ませた方が良いでしょう。

 3-1耐用年数(チョーキング・色あせ・サビ)

 ところで、雨戸の耐用年数ってどのくらいなのでしょう?

 雨戸は、外壁よりも少し長く13〜15年程です。(あくまでも目安です。)

 外壁と同じで、ご自身でも判断できる項目として、チョーキング・色あせ・サビがあります。気付いた時には、外壁塗装を待たず早めにメンテナンスを考えましょう。

 雨戸が外壁と違う点が「部品」です。開け閉めが頻繁になるほど、部品交換が必要となりますので、その場合は雨戸のメーカーさんへメンテナンスを依頼することになります。

 3-2足場

 足場にかかる費用は、1㎡につき約1,000円ほどです。

(例)足場にかかる費用 = 足場架面積 × 平米単価 (1,000円)で計算してみて下さい。

目安として、30坪程度のお宅だと、約15万円前後くらいになります。

 外壁塗装のメンテナンスの時と別に雨戸の塗装をする場合、この足場の費用分は2倍掛かるということです。外壁・雨戸のメンテナンスをお考えの方は、足場の費用は十分な判断基準になるのではないでしょうか?

 3-3交換・塗り替え

 交換・塗装塗り替えでも、相当費用に差が出てきます。

・交換の場合(メーカーによりますが)、一箇所あたり2万円〜上限はありません。

・塗装塗り替えの場合、約2,000〜4,000円ほどです。

交換はゼロの数が一つ多いですね。。。

4)まとめ

 雨戸の塗装が必要なことも知りませんでしたが、メンテナンスの内容も知らない事だらけでしたね。特に、費用に関しては知らずに過ごしていたらドカン!と大きな出費が突然出ていく事になりかねません。(雨戸の交換だけではなく、自然災害で我が家の損傷を防げなかったり…)

 我が家の守りとして頼りになる雨戸、いざといういう時に慌てないように目を向けてあげましょう。

 今回、お話した内容では不十分なこともありますので、気になっている方は直ぐにご相談下さい。お待ちしております。