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外壁塗装の色選びで失敗しないための3つのポイント!

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マイホームの印象は『外壁』で決まると言っても過言ではありません。

そのため、定期的なメンテナンスの外壁塗装で、色選びだけは失敗したくないという方も多いと思います。

 とはいえ、業者から見せてもらえる小さな色のサンプルで、実際の出来上がりをイメージするのは至難の技で、実際に、「サンプルと出来上がりの色がちがう」というクレームは業界の中では珍しくありません。

そこで、このページでは、10年に一度、外壁塗装の『色選び』を失敗しないための、重要なコツやポイントをご紹介しようと思います。

 

目次

1)色選びで失敗する原因は目の錯覚

 1-1面積による目の錯覚(色相・明度・彩度)

 1-2ツートンで外壁塗装をお考えの方へ必見!『明度対比による目の錯覚』

 1-3光による目の錯覚

2)色選びの基本

 2-1街並みとの調和

 2-2色の組み合わせ(相性)を知る

3)まとめ

 

 

外壁塗装の色選びで失敗しないための3つのポイント!

 

1)色選びで失敗する原因は目の錯覚

色選びを失敗したいと思う方の原因の多くが、「目の錯覚」によるものです。

ここでは、外壁塗装の色選びを失敗しないために、気をつけたい目の錯覚を3つ、解説します。

 

 

1-1面積による目の錯覚

 人の目は、面積の大小で同じ色でも少し違う色に見えることがあります。それを『面積効果』と言います。具体的には、面積が小さいと暗く見えて、面積が大きくなると明るく見えるという現象です。

 「面積効果」によるは3つの特徴があります。下記でその3つについてご紹介しますので、目の錯覚による失敗を防ぐ参考になれば幸いです。

 

◆面積によって変わる色の特徴

(1)色相

赤・青・黄色などの色は、小さい面積でみた時よりも、広い面積で見た時の方が色が鮮やかに見えてしまいます。鮮やか系な色をサンプルでみて、気になった時は実際の施工事例があれば、見せてもらうと良いでしょう。

(2)明度

明度とは色の明るさのことで、明度も面積によって錯覚が起こるので注意が必要です。具体的には、面積の小さいとこで見る方が濃く見えて、面積の広いところで見ると、色が薄く見えてしまいます。明るさの調整も、できるだけ大きな色サンプルなどを見るようにして、錯覚による失敗を防ぐようにしましょう。

 (3)彩度

 彩度とは、色の鮮やかさを示す言葉です。小さいサンプルの時は、いい感じの色に思えても、いざ塗装をしてみたら、派手になりすぎた、、。という失敗談もよく聞きます。

彩度は、小さい面積では落ち着いた色に見えても、広いところでは、派手に見えるくらい色鮮やかに見えるものです。

原色にちかい色で塗装をする際は、サンプルだけで決めてしまわず、施工事例なども見ながら決めるようにしてみてください。

 

1-2)ツートンで外壁塗装をお考えの方必見!『明度対比による目の錯覚』

 外壁塗装を2色で仕上げる場合も、目の錯覚による失敗が起こりやすいので注意が必要です。

こちらの画像ですが、あなたは、どちらの画像の方が「灰色」が明るく見えますか?

 おそらく、左が濃くて右が明るいと感じる方が多いと思います。

このように、同じ色でも、その周りの色によって印象が変わる『明度対比』という錯覚が起きてしまいます。

そのため、もし上記画像で、灰色を強調する配色でバランスよく表現したいと考えるのであれば

 ◆左の灰色はワントーン暗く

 ◆右の灰色はワントーン明るく

 することで目の錯覚によるギャップが解消することができます。サンプルだけで、判断するのは難しいかもしれませんが、施工事例やさまざまなサンプルなども見せてもらいないがら、錯覚を感じさせない配色を探されてみることをオススメ致します。

1-3)光による目の錯覚

光の当たり具合によっても、色を錯覚してしまうことがあります。

サンプルをみる場所(部屋の中)と、外では、明るさが照明の明るさが違うと思います。

当然、明るい場所では色が薄く見えますし、照明に色によっても色合いが少し変わってみえると思います。

外壁に関しては常に、外からみる場所になりますので、できるだけ、晴れた日に「外で色の確認をする」ことで、「なんか思ってたのと色が違う」という、錯覚を防ぐことができます。

2)色選びの時に注意したいこと。

2-1) 街並みとの調和

カラフルな外壁塗装も近年増えてきていますが、地域によっては「街並みと調和できているか?」がとても重要になる場合もあります。

 日本の古都には、『景観法』という法律や条例もあります。

色が違うコンビニ、などを見たことがあるかと思います。鹿児島であれば、桜島の茶色のファミリーマートやローソンなどが有名です。

そのように、街並みの景観を崩さないための『景観法』が定められた地区では、好き勝手な色に塗装をすることができません。

景観法がなければ、基本的に、あなたのおうちなので、どんな色に塗装をしても問題ありませんが、地域の中で浮きたくない、、という気持ちのある方は、街並みに調和する色使いを意識して塗装をすることをオススメ致します。

2-2) 外壁以外の部分とのバランス

 外壁塗装のメンテナンスで、アクセントカラーを入れたり、2色で色分けしたいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 外壁塗装のメンテナンスは、外壁だけに注目されがちですが、色分けをする際は、家に「屋根・サッシ・ドアなどのアルミ製品」などの部分も含めて、色選びをする必要があります。

 

まとめ

以上、このページでは、外壁塗装の色選びで失敗しないための3つのポイントについて解説をしました。

一度塗り替えると、平均で10年はそのままの外観になるので、どのような色にするのか、じっくり考えたいという方も多いと思います。

このページでご紹介したことが、アナタの『失敗しない外壁塗装の色選び』のヒントになればと願っております。

福永塗装工業は、鹿児島県鹿児島市で長年、地域に寄り添って塗装業をさせていただいております。

作業の丁寧さと、質に関しては自信がありますので、塗装のことに関しては、色選びはもちろん、どんなことでもお気軽にご相談ください。

外壁塗装でメンテナンスできること・できないこと!


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外壁塗装は、我が家を美しく保ち・建物の劣化を遅らせる役割があります。

 外壁塗装に使用する塗料は、各メーカーの努力により品質・機能性など年々改善され進歩しています。そんな高品質な塗料を高額な費用をて塗り直すのですから、建物の劣化を全てリセットしてくれる気がしますがそんなことはありません。

 このページでは、外壁塗装でメンテナンス「できること・できないこと」についてご紹介します。

 

目次

1)外壁塗装でメンテナンスできること

 1-1美観の回復

 1-2防水効果の回復

 1-3断熱・遮熱効果の回復/効果UP

 1-4防カビ・防藻・防コケ除去/効果UP

2)外壁塗装では、メンテナンスできないこと

 2-1雨漏りの補修

 2-2ヒビ割れの補修

 2-3劇的な断熱・遮熱

3)まとめ

1)外壁塗装でメンテナンスできること

 1-1 美観の回復

 外壁塗装で最も効果が分かりやすいものが『美観の回復』です。

 外壁は長期間、日光や雨風に晒され、色あせ・塗料の剥がれ・汚れが目立つようになり新築の時とは比べ物にならない程の外観になっているのではないでしょうか?

 外壁塗装でメンテナンスすることで、長年の汚れを落とし、高品質になった塗料で塗り直された我が家は、新築の時と同じ外観の回復を見込めます。

 あるいは、塗装の色を変更しガラリとイメージチェンジイメージすることも可能です。イメージがガラリと変わるのですから、色選びの失敗がないように事前の打ち合わせは納得がいくまでご相談下さい。

 1-2防水効果の回復

 外壁塗装で『塗膜』の防水機能は回復します。

 外壁材は、製造される時や現場で表面を守るための塗装がなされており、その際に作られる『塗膜』で防水機能を保っています。

 しかし『塗膜』が劣化すると防水機能は落ちます。防水機能が落ちた外壁は、水分が染み込み、その水分は抜けにくくなりコケやカビが発生することもあります。

 そうなる前に、外壁塗装を塗り替えて防水機能を回復し雨水への耐久性を蘇らせるようにしましょう。

 

 1-3断熱・遮熱効果の回復/効果UP

 断熱・遮熱効果に関しては、一定レベルの回復は見込めます。

 塗料の研究・開発は年々進歩しているので、断熱・遮熱効果を持つ塗料を塗ることで、節電になる程度の回復/効果UPを期待できますが、外壁塗装の塗り替えだけでは「夏場にエアコンを使用しなくなった」と言えるくらいの断熱・遮熱の回復/効果UPはできません。

 

 1-4防カビ・防藻・防カビ除去/効果UP

 外壁塗料の大半には、防カビ・防藻・防カビの薬剤が入っています。

 塗料によって機能の差や種類も異なるため、外壁塗装のメンテナンス時に使用する塗料の説明や、塗料の塗り替えだけではカバーしきれない建物の問題もあるかもしれません。外壁塗装業者に我が家の状態がどうなのか?アドバイスをもらいながらお選び頂くことをお勧め致します。

2)外壁塗装では、メンテナンスできないこと

 2-1雨漏りの補修

 外壁塗装で雨漏りの補修はできません。

 外壁塗装のメンテナンスで『塗膜の防水機能の回復』は可能ですが、すでに壁にヒビが入っていて雨水が入り込んでいるなど建物自体に原因がある雨漏りは、外壁塗装をしても根本的な解決にはなりません。

 雨漏りの根本的な原因と補修は、家主様・塗装業者・建物の補修業者が根本的な問題を把握した上で外壁塗装はどうしたら良いのか?打ち合わせを重ねてお客様へご納得頂けるご提案を致します。

 

 2-2ヒビ割れの補修

 外壁塗装で0.3mm以上のヒビ割れの補修はできません。

 0.3mm以下のヒビ割れの場合は、弾性塗料を使い外壁塗装することで修復は可能ですが、ヒビが無くなったわけではありません。その後ヒビが広がれば塗装は剥がれてしまうこともあります。

 ヒビ割れの補修は、外壁塗装とは別に工事をすることをお勧め致します。こちらも2-1と同様に、不明な点はどんなことでも弊社へご相談下さい。

 

 2-3劇的な断熱・遮熱

 外壁塗装のみでは、完全な断熱・遮熱はできません。

 外壁塗装のメンテナンスで使用する塗料には、ある程度節電になる塗料もありますが、夏場にエアコンを使用しなくてもいいくらい室温が劇的に下がる塗料はありません。

 外壁塗装業者によって、遮熱・断熱塗料の機能や効果が過剰に伝えられることもありますので注意しましょう。

まとめ 

このページでは、外壁塗装でメンテナンス「できること・できないこと」についてご紹介しました。

 

 今回ご紹介した内容を、大まかに理解できたとしても、実際に高い場所にあるヒビの確認などできる筈もありません。数年経って問題が発生するかもしれません。

 その全てをご自身で把握し判断することはとても難しいことです。

 

そこで頼りになるのが、地元で信頼できる業者です。

 

 見積もりの段階から、見えない場所の写真を撮って説明をしてくれるか?見積もりに載っている分からない項目も丁寧に答えてくれるか?アフターフォローはきちんとして貰えるか?

 

 株式会社福永塗装工業は、お客様がご納得いくまで代表自身が打ち合わせを行い、1級塗装技能士の職人を責任者に選任し、ご希望の方へは工事期間中の最初から最後まで写真管理も行なっております。工事完了後は、保証書も発行いたします。

 お客様に福永塗装工業に頼んで良かったとご満足頂けるよう取り組んで参りますので、どんなことでもご相談下さい。