現場ブログ

第一回「そもそも塗装・防水工事業とは?何のために?」

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皆さんこんにちは!

鹿児島県鹿児島市を拠点に塗装や防水を行っている

株式会社福永塗装工業、更新担当の明日です。

 

 

 

外壁塗装・防水って何のため?家を守る“皮膚”の話

「外壁塗装って、見た目をキレイにするためでしょ?」
もちろん、それも大事です。色が整うと家の印象はガラッと変わりますし、気分も上がります。

でも実は、外壁塗装と防水の“本当の役割”はそこだけではありません。いちばん大切なのは、建物を長持ちさせるための防具=保護膜として働くこと。言い換えるなら、外壁塗装や防水は、家の外側にある「皮膚」や「鎧」のような存在です。

家や建物は、毎日ずっと外に立っています。雨、紫外線、風、排気ガス、砂埃、潮風(沿岸部)、気温差…。
人間でいえば、年中ずっと外でノーガードで生活しているようなものです。体なら、肌が荒れたり、日焼けしたり、乾燥でひび割れたりしますよね。家も同じで、外側からジワジワ傷んでいきます。

そのダメージを真正面から受け止め、建物本体に届かないように守ってくれているのが、
**「塗膜(塗装の膜)」と「防水層」**なんです。

 

塗装は“色”じゃなくて“膜”が主役

外壁塗装の話になると、「何色にする?」「ツヤあり?ツヤなし?」と、見た目の話に意識が向きがちです。もちろんデザインは大切です。
ただ、職人目線でまず重要なのはそこではありません。

大事なのは、次の3つです。

・どんな塗膜をつくるか(厚み・密着・性能)

・下地に合う材料を選べているか

・工程を守れているか(乾燥時間、塗り回数、下地処理)

塗膜は、外壁材や屋根材の表面にできる「保護フィルム」のようなもの。
このフィルムがあることで、雨水が外壁材に直接しみ込みにくくなり、紫外線による劣化も抑えられます。

逆に言えば、塗膜が劣化して薄くなったり、割れたり、浮いたりすると、そこから水分が入りやすくなります。
すると、建物の内部にじわじわとダメージが進んでしまう。外から見えないところで傷みが進むのが、塗装の怖いところです。

 

防水は“雨漏りしてから”じゃ遅い

防水と聞くと、「雨漏りを止める工事」というイメージが強いかもしれません。
でも実際は、雨漏りしてから対処すると、内部の木部や断熱材、下地がすでに傷んでいる可能性が高くなります。

たとえばベランダ。普段は乾いているように見えても、雨の日には水が溜まったり、排水(ドレン)が詰まったり、細かなひびから水が浸入したりします。
防水層が元気なら問題になりにくいですが、劣化していると下地に水が回り、膨れ・剥がれ・雨染みの原因になります。

防水は「トラブルが起きる前に守る工事」です。
つまり理想は、雨漏りしないように整えておくこと。だからこそ、定期的な点検と早めのメンテナンスが効いてきます。

 

劣化を放置すると何が起きる?(よくある3つの流れ)

「まだ見た目はそこまで悪くないし…」
そう思って先延ばしにすると、次のような状態になりやすいです。

(1)外壁材が水を吸いやすくなる

塗膜が弱ると、外壁材の表面が水を吸い込みやすくなります。
水を吸う → 乾く → また吸う…を繰り返すと、材料が疲れてきます。

これが進むと、表面だけではなく下地まで影響が出て、補修が必要になるケースもあります。

(2)クラック(ひび割れ)が増える

温度差や地震、乾燥収縮などで外壁には細かい動きが出ます。
塗膜が柔軟なら追従できますが、劣化した塗膜は割れやすくなります。
その結果、ひび割れが増え、そこから水が入りやすくなります。

※ひび割れには種類があり、髪の毛くらいの細い「ヘアクラック」から、構造に影響しやすい大きなクラックまで幅があります。状態に合わせた補修が大切です。

(3)雨漏り・内部腐食のリスクが上がる

水が内部に入ると、木部が腐ったり、鉄部が錆びたり、断熱材が濡れて性能が落ちたりします。
ここまで進むと、塗装や防水だけで済まず、補修範囲が一気に広がりがちです。

「塗るだけのはずが、下地から直すことになった」
こういうケースは珍しくありません。だからこそ、“先回りのメンテナンス”が結果的に費用を抑えます。

 

“塗り替え時期”の目安ってあるの?

一般的な目安はありますが、正直なところ、立地や外壁材、前回の施工品質で大きく変わります。
だからプロとしては、「年数」だけでなく、状態を見て判断するのが一番だと考えています。

よくある目安は次の通りです。

・外壁塗装:おおよそ10年前後が一つの節目

・屋根塗装:外壁より傷みやすいので、7〜10年で点検推奨

・ベランダ防水(トップコート):5年くらいで点検が安心

ただし、
沿岸部/日当たりが強い南面/交通量の多い道路沿い/風が強い地域などは、劣化が早まることもあります。

「うちはまだ10年経ってないから大丈夫」ではなく、サインが出ていないかを見ておくのが賢い方法です。

 

点検って何を見るの?プロのチェック目線

現場でよく見るポイントを、外壁・屋根・ベランダ(屋上)に分けてまとめます。
「これがあると要注意」というサインなので、セルフチェックにも使えます。

外壁で見るところ

・チョーキング(手で触ると白い粉がつく)

・ひび割れ(ヘアクラック〜大きいクラック)

・塗膜の浮き・剥がれ・膨れ

・コケ・カビ・黒ずみ

・目地シーリングの劣化(割れ、肉やせ、剥離)

特にシーリング(コーキング)は、外壁の“つなぎ目”を守る重要部位。
ここが割れると、水が入り込むルートになりやすいので要注意です。

屋根で見るところ

・色あせ・撥水低下・藻の発生

・板金部の錆・釘浮き

・縁切り不良の疑い(スレート屋根など)

屋根は紫外線と雨を直接受けるため、外壁より傷みが早いことが多いです。
見えにくい場所だからこそ、点検で状態把握をする価値があります。

ベランダ・屋上で見るところ

・トップコートの摩耗

・ひび割れ・膨れ・剥がれ

・ドレン(排水口)の詰まり

・立ち上がり部の劣化(端っこ・角)

防水は「床だけ」ではなく、端部(立ち上がり)もセットで守る必要があります。
ここが弱ると雨水の侵入リスクが上がります。

 

“安い塗装”が高くつくこともある(ここが落とし穴)

塗装や防水は、完成直後はだいたいキレイに見えます。
だからこそ怖いのが、「数年後に差が出る」ことです。

例えば、こんな工事は要注意です。

・下塗りを省略した

・乾燥時間を守っていない

・下地補修を最低限しかしていない

・適材適所ではない塗料を使った

こういう工事は、見た目は整っても、密着不良で早期に剥がれたり、膨れたりしやすくなります。
結果、早いタイミングで再施工になり、二重に費用がかかるケースもあります。

だからこそ、見積りの段階で次の点は確認しておきたいところです。

・工程が具体的に書かれているか

・下地補修の考え方が明確か

・何回塗りか(下塗り・中塗り・上塗り)

・使用材料(メーカー・商品名)が明記されているか

“何を、どうやって、どこまでやるか”が見える見積りは、信頼の材料になります。

 

まとめ:塗装・防水は“未来の修繕費”を減らす投資

外壁塗装と防水は、ただキレイにするためだけの工事ではありません。
建物を雨と紫外線から守って、劣化スピードをゆるめ、長持ちさせるためのメンテナンスです。

「雨漏りしてないから大丈夫」ではなく、
「雨漏りしないように守る」が理想です。

もし、次のようなサインがあれば、早めの点検が安心です。

・手で触ると白い粉がつく

・ひび割れが増えてきた

・ベランダの床が色あせてきた

・コケや黒ずみが気になる

早めに状態を把握しておけば、補修が小さく済み、結果的に費用も抑えやすくなります。
無料点検・お見積りなど、お気軽にご相談ください。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

弊社は鹿児島県鹿児島市を拠点に塗装や防水を行っております。

『現状で塗装が必要なのか?また必要であれば、何処に何をどの程度やった方がいいのか?』

不明な点は多いかと思います。

株式会社福永塗装工業では、お客様へ十分に検討いただけるよう分かりやすく

ご説明いたしますのでお気軽にお問い合わせください。

 

お問い合わせはこちらの公式ラインから!

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