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外壁塗装の塗料はどれくらいで乾燥するのか?乾燥不足で起る不具合は?

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 外壁塗装のメンテナンス期間は、7〜10日ほどですがその期間で、塗料は乾くのでしょうか?家一件丸ごと塗料を塗っているのですから、かなりの時間が必要なのではないかと思うのですが、塗料自体が早く乾くようになっているのでしょうか?

 乾燥していない状態で、作業を進められても困りますよね。

今回は、塗料の乾燥時間と乾燥不足で起る不具合についてお話しします。

1)塗料が乾燥する時間

 外壁塗装で塗料の乾燥時間は、様々な種類と気候により異なってきます。では、それぞれの環境で、塗料の乾燥をどう判断しているのか、説明していきます。

 

 1-1乾燥までに塗料はどう変化するのか?

 外壁塗装の工程は、高圧洗浄⇨1度塗り⇨2度塗り⇨3度塗りの順で行われ、それぞれの間で適切な乾燥が必要になります。

 (高圧洗浄:1〜2日)水分が残ったまま外壁に新しい塗料を塗ると、剥がれや気泡が出る原因になり劣化を早めることになります。

*塗料は下記の状態で乾燥の経過を判断します*

 (指触乾燥:1〜2時間)指で少し触っても塗料が着かないが、内部は乾いていないので重ね塗りできません。

 (半硬化乾燥:約1日)指で擦っても塗料に跡がつくことがなく、重ね塗りしても大丈夫な状態です。

 (硬化乾燥:約1週間程度)指で押しても塗料に指紋がつかない状態で、内部もほぼ乾燥しています。

 (完全乾燥:約2週間以上)塗装内部まで完全に乾燥した状態です。

 同じ塗料でも季節や天候・湿度により時間が異なることに注意し、指で軽く触れてみる程度で試してから、乾燥状態を確かめましょう。(強く押し付けて、乾燥していない場合は、指紋が残ったり、塗膜が崩れてヨレの原因になったりします。)

 

 1-2乾燥が適切に行われなかった時に起るトラブル

 外壁塗装のメンテナンスの目的は、外壁の耐久性を高め、我が家を美しく長持ちさせるためです。メーカーが指定している用法を守ってこそ、塗料の機能が発揮されます。(遮熱・湿度の調整など)適切に行われなかった場合どんなことが起るのでしょう。

・ヒビ割れ

・剥がれ

・膨れ

・色むら

・仕上がりが汚くなる

・塗装表面に、気泡のようなものができる

などです、塗装のメンテナンス直後は、一般の私たちが気付くのは難しいので、後のアフターフォーを見積時に確かめておくことが大事になります。

 

 1-3乾燥までにしてはいけないこと

 塗装業者が、様々な配慮で正しい工事をしていても、家主の私たちが知らないうちにやってはいけないことをしている可能性もあります。後で困ったことにならない様に、ここで把握しておきましょう。

・乾燥までに、どのくらい掛かるのか?日程の確認と、やってはいけないことを依頼した業者と確認を取り合う。

・無闇に触らない。

・日常生活で、クセになっている「傘」は雨で濡れていますし、ビニール製品なので要注意です。

・予期せず、ものが触れてしまったり倒れたりするものが周囲にないか?確認し、あった場合は移動しておきましょう。

・外壁塗装メンテナンス期間中は、洗車や草木に水をやるなど注意しましょう。(なるべく行わない方が良いかもです。)

2)季節で変わる乾燥のポイント

 外壁塗装のメンテナンスに適した季節は、やはり春と秋です。

気温・湿度・天候など総合的に適しています。(秋は、台風で足場の解体、組み直しが心配です…そうなると、春が1番良いのかもです。)

 夏はどうでしょう?ネックになるのは、窓を開けられない点と、エアコンを使用できない点です。お客様にとって、かなり辛い環境になってしまします。

 冬はどうでしょう?気温が低いと乾燥に時間がかかります。厚生労働省のガイドラインでも「気温5度未満、湿度85%以上」では外壁塗装不可。と通達が出ています。

 梅雨時期も、乾燥に時間が掛かるので避けたいですね。

3)まとめ

 塗料は正しい方法で塗られて、初めて製品として成り立ちます。

メンテナンスを検討し始めた頃は「色はどうしよう」と外観にばかり気が取られていたのではないでしょうか?

 家を守るためには、こういった項目を知ることがとても大切です。業者もこういった大切なことを、積極的に話してもらいものです。そのように認識のすり合わせを大切にすることで、トラブルも回避できるのではないでしょうか?

 当社は、塗料の寿命は、工事の確実性で変わってくるということを熟知した職人が、責任者として工事を進めております。また、お客様のご納得がいくまで代表自ら打ち合わせをさせて頂きますので、どんなことでもお尋ねください。皆様とのご縁を大切に、今後も勤めて参ります。

外壁塗装はなぜ3度塗りするの?

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外壁塗装のメンテナンスで、塗料を3度塗っているのをご存知でしょうか?

なぜ時間も、手間もかけて3度塗りしているのか?それには、それぞれ意味と役割があるからなのですが、依頼した業者が手抜き工事をしているケースもあります、そうなると折角のメンテナンスが意味のないものになってしまいかねません。

 今回は、それぞれの工程の意味と役割などを説明していきます。

1)外壁塗装の塗り回数とは?

 外壁塗装のメンテナンスで、塗り回数は基本的に「3度塗り」と言われていますが、外壁の劣化の具合で回数が増えることもあります。

 逆に、外壁の傷みが少ない場合はどうなのでしょう。稀に2度塗りのこともありますが、やはり「3度塗り」が基本だと覚えておいて下さい。

 

 1-12度塗りと3度塗りの違い

 なぜ、2度塗りではダメなのでしょうか?それは耐用年数が短くなるからです。

3度塗りの工程

・下塗り⇨中塗り⇨上塗りです。

2度塗りの工程とダメな理由

・下塗り⇨上塗り(中塗りをしない)

・塗料を厚く塗って誤魔化すことがある。(塗料は、塗ってよい厚みがメーカーで決まっています。それ以上の厚みで塗っても意味がなく、厚く塗った外壁は問題が発生するのは勿論、耐用年数も短くなります。)

こんなことを言われたら要注意です。(疑って下さい!)

・塗料の性能が良いので2度塗りで大丈夫。

・外壁材が良い素材なので2度塗りで大丈夫。

 1-2「1・2・3度塗り」それぞれの役割と注意点

(下塗り)

 下塗りは、塗料を塗る工程で1番重要になります。

 なぜ重要なのかというと、下塗りが外壁と塗料との密着度を高める接着剤の役割になるからです。

 もし下塗りが不十分だった場合、塗料が直ぐに剥がれたり・浮いたりする原因になり、耐用年数より早い時期にメンテナンスが必要になります。

(中塗り)

 仕上げ塗りの1回目と考えていただくとイメージしやすくなるのではないでしょうか。

前述で述べた通り、2度塗りで済ませようとして省かれやすい工程が中塗りです。もし省かれてしまった場合、外壁や下塗りの色が透けて汚く見えることもあります。

 省かれることのないように、注意・対策をとりましょう。

 

(上塗り)

 仕上げ塗りの2回目ですね。上塗りの特徴は大まかに

・塗料を長持ちさせるための「塗膜」をつくる。

・「塗膜」で耐久性を高める。

・外観の仕上げを美しくする(塗り残し・塗りムラがないかチェックしましょう)などがあります。

 

 注意すべき点として、「下塗りと上塗りの塗料には相性がある」ということです。もし、塗装業者が相性の合わない塗料を塗ってしまった場合、下塗りした塗料ごと短い期間で剥がれてしまいます。メンテナンス後、数年で下塗りごと剥がれてしまった場合は問い合わせましょう。

2)3度塗りしてくれているか?チェック方法!

 3度塗りかチェックする方法は、見積の時にきちんと話し合い・確認をすることで安心して良いと言えます。

 2-1見積時

・見積書で工程の項目を確認しましょう。

・工程表を作成してもらいチェックしましょう。

・可能な限り、1〜3の工程を違う色で塗ってもらいましょう。(特に、中塗りと上塗り)

・工程ごとに写真を撮ってもらいましょう。

・1日で、1〜3の工程が終わることはないので、ご自身の目で手抜き工事をされていないか、作業を見せてもらいましょう。

・アフターケアーの範囲・期間を確認しましょう。

 

 2-2その他

 外壁塗装のメンテナンスは、3度塗りが基本だと書いてきましたが、耐久性を高めるために4度・5度塗りをしてもいいのでしょうか?

⇨その答えは「No.」です。

 

 厚塗りをしたら良いというものではないことと、4度・5度塗りになると費用がかなりかかってしまいます。様々な方面から考えても「やはり3度塗り」が良いでしょう。

3)まとめ

 外壁塗装は、なぜ3度塗りするのか?お分かり頂けたでしょうか。

 最近は、TVやYouTubeで「DIY」をされている場面を見る機会があるのですが、3度塗りの工程をしたのか?疑問に思うことがあります。

 

 やはり、それぞれの工程には理由や役割があります。それを1番知っているのがプロである塗装業者です。私たちは、職人だからこそできる作業で、土台のしっかりした我が家で、長く快適に過ごして頂きたいと願っております。

 また、定期的なアフタフォローも承っておりますので、気に掛かることは直ぐにご相談ください。お待ちしております。

外壁塗装のメンテナンス中の生活で注意すべきこと

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外壁塗装のメンテナンス中は、様々な作業があります。業者と上手くコミュニケーションが取れていないと思わぬことが起きてしまうことを予め知り、工事中もご自身の日常生活にストレスを感じることなく過ごして頂けるように、注意すべき点をピックアップしてみましょう。

1)日常生活との変化

 外壁塗装のメンテナンス中、ご不便をおかけする事はありますが、基本的に日常の生活を過ごして頂いて構いません。

 

 1-1家にいなきゃけないのかしら?

 外壁のメンテナンスですので、外出して頂いて問題ありません。

 しかし、留守中にお宅のものが無くなった、など疑念を抱いてしまうことが起きては、お客様にとって不愉快極まりないことになります、そのようなことが起きないように、しっかり施錠をして業者に一言お声をかけて頂ければ、とても有難いです。

 

 1-2窓やドアの開け閉めは?

 「ドア」の開け閉めは日常生活を送る上で、欠かせないのでいつでも大丈夫です。

 ですが、「窓」の開け閉めはサッシに養生しているので基本的には出来ません。もし、開け閉めが必要であれば、業者に声掛けをしその部分だけ早く作業を終わらせて貰うなど、方法はありますので。お気軽にご相談下さい。

 

 1-3エアコン

 エアコンは、水が入ることの無いように窓と同じく養生で覆います。

 夏の暑い時期の室内は、とても耐えられないですよね。工事が始まる前に、ご相談して下さると負担をお掛けすることなくスムーズに対応させて頂います。

1-4給湯器

 給湯器は、外壁塗装中「使用することは出来ません」

(理由)

・専門の業者の方しか給湯器の取りはずしをすることが出来ないからです。

 ・養生で覆われた給湯器は、着火不良・異常が発生する可能性があるからです。

・給湯器の使用時に発する熱により、覆っている養生に着火する恐れがあるからです。

また、外壁塗装も、給湯器を覆った部分は塗装できないことになります。どうしても塗装して貰いたい時は、お客様の方で給湯器の専門業者に取りはずしを依頼し、塗装することになります。

 1-5休日

 工事の音や、塗料の臭いで折角の休日をゆっくり過ごせないのは避けたいと思われる方も多いかと思います。ご相談頂ければ、お客様の休日に合わせて工事の日程を組み込ませて頂きます。

2)その他

 2-1防犯

 外壁塗装のメンテナンス中は、外壁に足場を組んでいることと、建物全体を養生シートで囲っていることから、防犯の面でとても注意が必要になります。

 対策として

・鉄柵がある窓も全て施錠する。

・防犯鍵など侵入に時間がかかる工夫をする。

・貴重なものは置かない

・常に灯りを付けておく

など、防犯対策は外壁塗装のメンテナンスが終わってからも、無駄になることではないので侵入されやすい箇所はないか?防犯意識を高め十分な対策をとりましょう。

 

3)まとめ

 外壁塗装のメンテナンス時に、基本的には普段の生活を送っていいと冒頭に言いましたが、ピックアップしてみると生活に欠かせない事で注意すべき点も意外と多くありましたね。特に「給湯器」は、知らずに使っていたらと思うと…とても恐ろしい事故に繋がっていたかもです。

 あと、見直す点は「防犯」ですね。いい機会なので今後のためにとても良い事だと思いました。

 

 このページでピックアップしていない事で、気付いたことや不安になっていることは、遠慮なくご相談下さい。安全に施工が進むように私達、福永塗装工業がサポート致します。

 

外壁塗装のメンテナンス期間中、車はどうしたら良いのか?

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 外壁塗装を行う時に、良くある質問の1つに、「車」を塗装期間中どうしたら良いのか?というものがあります。

 このページでは、外壁塗装中に、自家用車をどうすれば良いのか?について、具体的な解決策をご紹介します。

 

 

1、外壁塗装のメンテナンスで、車はいつもの場所でいいのか知りたい

 外壁の塗装工事中に、塗料が車に付着したり、工具が落ちてきてキズが付いたりしないか心配されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 外壁塗装のメンテナンスは、全工程を10〜14日を目安に行っていきます。敷地が広く車を置く場所に余裕がある方以外は、それぞれの工程で、車の移動をお願いしなければなりません。詳細を下記で解説していきます。

 

因みに、いずれの場合も費用は全てお客様持ちとなります。

 

 1-1車の移動が必要な日

 車の移動が必要な日は、工事期間中で最低3日あります。

 ①工事初日の、足場鉄材を持ち込み・組み立てる日

 どんなに慎重な作業を心掛けたとしても、足場の鉄材は3m以上の鉄で出来たものを使います。敷地内でスムーズに搬入・作業するには、十分なスペースが必要となるため、足場の組み立てが終わるまで余裕を持って1日、車の移動をお願いすることになります。

(作業時間の目安は3〜4時間)

 足場を組み立てる日に、飛散防止シートの設置もします。

 ②壁の高圧洗浄の日

 外壁は埃やカビといった汚れが付着し、塗装を守ってきた「塗膜」が経年劣化で密着力が弱まっています。それらの汚れを落とし外壁塗装の寿命を長くするために、高圧洗浄は欠かせない作業になります。

 足場を組み立てた日に、飛散防止シートを設置していますが、長年の汚れを洗い流した水が高圧で飛んでくるのですから、車を汚さない為に移動をお願いすることになります。

(作業時間の目安は半日〜1日です)

 

 ③足場の解体・鉄材搬出の日

 この日は、①の日と同じ理由になります。

 作業は、①の日より1時間ほど短く、2〜3時間が目安となります。

 

 1-2車の移動が必要な期間

 外壁塗装のメンテナンスにかかる期間は10〜14日が目安となり、期間中移動が必要かを2つのパターンで解説していきます。

①敷地により、全ての期間移動が必要な方。
②どんな事が起こるか心配なので期間中ずっと移動しておきたい方。

 ①の方は、ご自宅の駐車場が外壁と近い場合です

 足場は、外壁から60〜70cm程の幅で設置します。その幅以内に車が入ってしまう場合は、工事期間中ずっと移動をお願いすることになります。

 

 外壁塗装のメンテナンスは、天候によって日程が伸びることがあります①・②の方いずれも移動する駐車場の手配は、余裕を持った日数で準備をしておくとよいでしょう。

 

2、外壁塗装のメンテナンスで、車のトラブルの予防と解決方法を知りたい

 外壁塗装のメンテナンスで車のトラブルが起きる時、工事は誰のお宅で、誰の車が被害対象なのかを、パターンごとに予防と解決方法を解説していきます。

 

 2-1ご自宅の工事で、近隣の車が被害対象

 トラブルで1番起こしたくないのはこのパターンではないでしょうか。

 1番安らぐはずのご自宅で、近隣の方に気を使う生活はストレス以外の何者でもありません。だからこそ事前の予防策を業者と共に確認し、近隣の方への誠意ある説明と、ご協力・ご了承いただくなど怠ることなく慎重に行いましょう。

 

(予防の具体例)

 ①業者との話し合いや見積時に、ご自身・近隣の方の車の対応を具体的に確認しておくと、近隣の方に質問された時に受け答え出来て、トラブル回避にも繋がります。
(具体例)
近隣の車の移動が必要な日・養生シートが必要な日を聞いておく。
(養生シートで車が傷つく事例もあるので、業者に養生シートの材質も確認しておくと良いでしょう)

 

 ②業者に工事案内書を作成してもらい、近隣の方へ事前挨拶と下記内容も含めた説明をしてもらう。
(足場の組み立てなどのご協力・車の移動が必要な日・車の移動による駐車場代・工程により養生シートが必要で掛けさせてもらってよいかご了承いただく)

 

 ③トラブルが起きないように、しっかり配慮してくださる業者を選ぶこと。

 

 ④外壁塗装会社は、お客様や近隣の方へ被害を出してしまった時のために「損害保険」に加入しています。業者に、加入しているか必ず確認しましょう。

 

(解決方法)

 ①状況確認の為に、近隣の方へ被害にあった箇所の写真を撮っていただく。

 ②施工業者に連絡をする。

 ③「車はどこにあったか」「どのような被害か」被害状況の把握が一致しているか、近隣の方・業者・ご自身の3者で話をしましょう。

 ④車のディラーに、施工業者が見積もりを取り、今後の対応を業者から近隣の方へ説明してもらいましょう。
(基本的に、④は施工業社と近隣の方で話を進めた方がスムーズになります。)

 ⑤全ての対応が終わったら、業者に報告をもらいましょう。
(トラブル解決は業者だけに任せるのではなく、ご自身も誠実に謝罪し円滑な解決に勤めましょう。)

 

 2-2ご自宅の工事で、ご自宅の車が被害対象

 ほぼ、上記の対応と同じです。

 

 2-3近隣の工事で、ご自宅の車が被害対象

(解決方法)

 この場合、近隣の方へご自身が被害の話をするのは得策ではありません。
工事前の挨拶などで把握している業者へ直接連絡し、話し合いをする方がスムーズに進みます。もし、業者との話し合いで補償に納得がいかない場合は、第三者機関に相談しましょう。

 近隣の方へは、タイミングをみてやんわりと話す程度にしておくと、今後のお付き合いの雰囲気が悪くなることはないでしょう。

【第三者機関】

◆公共財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター「住まいるダイヤル」

  まずはこちらへ相談することをお勧めします。

  国土交通大臣から指定を受けた住宅専門の相談窓口で、中立公平な立場から経験豊富

  な建築士が、直接電話で相談を受付ける窓口です。

  月〜金(祝休日・年末年始を除く)AM10:00〜PM5:00 受付相談窓口 0570-016-100

 

 ◆消費生活センター

  各地区町村に設けられた、消費生活全般に関する苦情や相談の窓口です。

 

 ◆全国の弁護士会での専門家相談

  最寄りの弁護士会で弁護士と建築士との対面相談を無料で利用できます。

3、まとめ

 いかがだったでしょうか?

 ご自宅と同じように、車は高価な物でそれぞれの方でこだわりが強い物でもあります。トラブルが起きてどんな対応でも納得できないと仰る方もいるので、事前の予防が如何に大切かを知り、業者選びも慎重に行いたいものです。

 

 福永塗装工業では、代表自身がお客様が納得いくまで打ち合わせをし、工事前に「工事案内書」を作成し近隣の方へご挨拶に伺うのはもちろん、お客様が近隣の方へ気を遣う事の無いよう工事に取り組んで参ります、お気づきの点などありましたら遠慮なくご相談ください、お客様に満足頂けるようスピード対応いたします。

 

雨戸も塗装が必要だと知っていましたか?

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 普段は必要性を感じない雨戸ですが台風など自然災害の時に、私たちを安全に守る心強い役割を果たしてくれます。その雨戸も、外壁塗装が必要だとご存知でしょうか?
いざという場面は、そう何度も訪れませんが、何度も訪れない事柄は、予想しずらく不意に訪れるものです。そんな時に慌てることがないように、雨戸も定期的なメンテナンスを行いましょう。

 

1)雨戸の役割

 雨戸は、雨風で飛んでくるものから建物や窓ガラスの損傷を防ぎ、また防犯対策として、とても頼りになる役割を担っているのです。

 1-1台風被害

 ここ数年、鹿児島には直接的な被害はありませんが、記憶に新しい熊本の人吉周辺や太平洋側の地域では甚大な被害に見舞われました。

 鹿児島の方は、訓練をするわけでもありませんが、昔からの教訓で庭にある物を家の中に入れたり「どこから何が飛んでくるか分からない」と雨戸もしっかり閉められますよね。とても良い習慣だと思います。

 そんな台風・自然災害のために、雨戸の定期的なメンテナンスを心掛けましょう。

 1-2防犯対策

 防犯対策として雨戸は有効なのか?その答えはYES!です。ですが、注意点もあるので解説していきます。

 まず有効な点、侵入者は玄関より窓から侵入することが多いのです。その時、頼りになるのが雨戸になります。

私たちの認識の甘さもあるのですが(近年玄関の防犯対策は厳重になってきているのに対し、窓はまだまだ手薄になっていることが多いのではないでしょうか?)

 この先、窓の強化をする際は目安として侵入者が5分以上かかる防犯対策をしましょう。

 反対にあまりお勧めできないのが、長期間、雨戸を閉めている場合です。

「この家は、長期間留守にしてますよーー〜。」っと言っている様なものです。

雨戸の防犯は、有効な点を上手く取り入れて対策しましょう。

 

2)雨戸に塗装が必要な理由

 塗装がなぜ必要か?それは、我が家を守るためです。(自然災害とは別に経年劣化からという意味です。)

 2-1経年劣化で外壁にも影響が

 雨戸にも錆止めの塗料が塗ってあります。それは、外壁と同じで経年劣化で禿げてしまい、剥き出しになった鉄製の雨戸は錆びてきます。

 錆びてしまった雨戸を、そのままにしておくとサビが壁に垂れて外壁が変色してしまいます。

 見た目にも悪いですよね。そして雨戸はそのままで外壁だけ塗装しても、サビ方れた外壁は綺麗になっても、雨戸の見た目の悪さは更に際立ってしまいます。

 

3)経費

 雨戸の塗装にも足場が必要になることと、雨戸の交換となると大変高額になってしまいます、外壁塗装と一緒にメンテナンスを済ませた方が良いでしょう。

 3-1耐用年数(チョーキング・色あせ・サビ)

 ところで、雨戸の耐用年数ってどのくらいなのでしょう?

 雨戸は、外壁よりも少し長く13〜15年程です。(あくまでも目安です。)

 外壁と同じで、ご自身でも判断できる項目として、チョーキング・色あせ・サビがあります。気付いた時には、外壁塗装を待たず早めにメンテナンスを考えましょう。

 雨戸が外壁と違う点が「部品」です。開け閉めが頻繁になるほど、部品交換が必要となりますので、その場合は雨戸のメーカーさんへメンテナンスを依頼することになります。

 3-2足場

 足場にかかる費用は、1㎡につき約1,000円ほどです。

(例)足場にかかる費用 = 足場架面積 × 平米単価 (1,000円)で計算してみて下さい。

目安として、30坪程度のお宅だと、約15万円前後くらいになります。

 外壁塗装のメンテナンスの時と別に雨戸の塗装をする場合、この足場の費用分は2倍掛かるということです。外壁・雨戸のメンテナンスをお考えの方は、足場の費用は十分な判断基準になるのではないでしょうか?

 3-3交換・塗り替え

 交換・塗装塗り替えでも、相当費用に差が出てきます。

・交換の場合(メーカーによりますが)、一箇所あたり2万円〜上限はありません。

・塗装塗り替えの場合、約2,000〜4,000円ほどです。

交換はゼロの数が一つ多いですね。。。

4)まとめ

 雨戸の塗装が必要なことも知りませんでしたが、メンテナンスの内容も知らない事だらけでしたね。特に、費用に関しては知らずに過ごしていたらドカン!と大きな出費が突然出ていく事になりかねません。(雨戸の交換だけではなく、自然災害で我が家の損傷を防げなかったり…)

 我が家の守りとして頼りになる雨戸、いざといういう時に慌てないように目を向けてあげましょう。

 今回、お話した内容では不十分なこともありますので、気になっている方は直ぐにご相談下さい。お待ちしております。

 

外壁塗装をツートンにしたいとお考えの方へ

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外壁塗装のメンテナンスで、我が家のイメージをガラリと変えるために「ツートン」にしたいとお考えの方が最近増えてきています。

 

 このページでは、外壁塗装のメンテナンスを「ツートン」にする時に知っておくべきポイントをお話ししていきます。

1)外壁塗装を塗り分けるときの基本を知ろう

 外壁塗装をバランスよくツートンに仕上げるときに、塗る割合・どんな色合いにするか?基本を覚えておくと失敗なく仕上げられます。

 1-1 ベースカラー

 ・面積が1番広くメインとなる色

 ・建物全体の60%前後

 1-2 アソートカラー

 ・ベースカラーの次に面積の広い色

  ベースカラーと同系色の色で『明度・色相』で調節した色を選ぶとバランス良くなります。

 ・建物全体の30%前後

 1-3 アクセントカラー

 ・1番面積の割合が狭い色

  ベース、アソートカラーとは対照的な色、もしくは白や黒に近い無彩色を使うとバランス良くなります。

 ・建物全体の10%前後

2)外壁塗装をバランスよくツートンに塗り分けるポイント

 2-1 1階と2階を塗り分ける

 外壁塗装のツートンで1番多いのがこのパターンです。

  (ポイント)

  ・1階を選んだ色の濃い色にする(ベースカラー:面積が1番広い)

  ・2階を選んだ色の薄い色にする(アソートカラー:建物の30%前後)

  ・屋根に明度の高い色または無彩色を使うと(ポイントカラー)

   重厚感あるオシャレな外観になります。

 

 2-2 建物のベランダやバルコニーなどの凸部分だけ塗り分ける

 凹凸で色を塗り分けることで立体的な外観になります。

  (ポイント)

  ・濃い色を凸に塗る方が、建物全体が立体的に引き締まった外観になります。

  ・濃い色を、建物の凸全部に塗るのか?凸の一部にするか?バランスを見て決めるようにしましょう。

 2-3 建物を縦に塗り分ける

建物を縦に塗り分けると、スタイリッシュで洗練された外観になります。

(ポイント)

 ・縦に塗り分けるパターンはいく通りもあります。

           建物の四隅の一部だけ縦に塗り分ける

   玄関部分を区切るように塗り分ける

  など、塗り分ける部分に一貫性を持たせると失敗は少なくなります。

 ・塗り分ける色を、かけ離れた色合いにせず同系色で明度・鮮度を意識することが大事です。

3)外壁塗装のツートン人気カラー

ツートンカラーには、無限な組み合わせがあります。ご自分の好きなイメージに合う色の組み合わせ、配置、質感のサンプルを多く見て、他には無い我が家の「顔」となる外壁をお選び下さい。

 3-1 白×ブラウン

 同じブラウン系の色を使い分けて、安心感とオシャレな雰囲気が目を引くツートンの組み合わせになります。

 3-2 ベージュ×白

 外壁は清潔感のある色で、屋根は濃い色を使い、相性の良い引き締まった外観に仕上がっています。

 3-3 黒×白

 やはり黒と白の高級感はかっこいいです。茶色のドアも違和感なく調和する、良い例としてお分かり頂けると思います。

 同じ色の掛け合わせですが、白の面積が広くなると、爽やかな印象になりますね。

 

 3-4 白×グレー

 白とグレーはどちらも控えめで、全体的に落ち着いた印象に仕上がります。その後の管理がしやすい組み合わせでもあります。

 3-5 白×淡いグリーン

 緑??と敬遠しそうな意外な色かもしれませんが、もともと樹々の色なので、淡いグリーンで組み合わせれば街並みに調和した外壁に仕上がってくれます。

外壁は白で、ドアだけ落ち着いた緑をポイント色として使うと、とてもオシャレな仕上がりになります。

  

4)まとめ

  今回は、外壁塗装のメンテナンスを「ツートン」にしたいとお考えの方へ、ツートンの基本やポイントをお話させて頂きました。費用も一色で外壁塗装する時と殆ど変わりません、選択肢の一つにしてみては如何でしょうか?

 『色』については、知れば知るほど迷ってしまいますよね。お客様のお気持ち痛いほど分かります!

 今まで、多くのお客様もそうでした。皆さん同じです!大丈夫です!

 私たち福永塗装工業が豊富な工事経験を元に、お客様の迷い・疑問・要望を客観的な視点で、周囲の環境とも調和が取れるようにご提案・サポート致しますので、焦ることなくご自分の色を納得行くまで、私たちと一緒に探しましょう。

 

人気No. 1の外壁材「サイディング」の種類と特徴

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 みなさんのお宅の外壁はどんな素材で出来ているか?その外壁の素材がどんな特徴(メリット)があるか?ご存知ですか?

 今回は、外壁材の中で1番人気の「サイディング」の種類・特徴・オススメ塗料など、外壁塗装のメンテナンスの時に参考にしていただきたい内容をお話ししていきます。

1)サイディングの基礎知識

 サイディングは工場で生産される板材で、工期の短縮と初期費用も抑えられる、国内で70%以上のシェアを占める人気No. 1の外壁材です。それぞれの材質でどう違うのか比較して、ご自身の要望に合ったものがどれか?探してみましょう。

 

1-1 外壁材の性能

 外壁材には、様々な機能があります。その全ての機能が、一つの製品でまかなえるのであれば問題はありませんが、現実的に難しいです。

 そこで、お客様がご自身のお宅に必要な機能は何かを明確にし、業者との打ち合わせを行い施工することで、我が家を耐用年数まで問題なく生活できるように、お選び頂いた必要な機能を発揮してくれるのではないでしょうか?

 

 

1-2サイディングの種類・耐用年数

 サイディングは素材別に4種類あります。(新築時に決めるので、外壁塗装のメンテナンスに関係ないのですが、参考にして頂ければと思います。)

 

・金属系サイディング

特徴:耐震性・耐凍害性に優れ、手入れのしやすいモダンな質感の外壁です。

価格:4,000〜6,000円(少し高価になります)

メンテナンス周期:10〜15年

 

・窯業系サイディング

特徴:耐震性・防火性に優れていますが、防水性に不安がありメンテナンスに手間が掛かります。外観は、自然な風合いが魅力的なデザイン性の高い質感の外壁です。

価格:3,000〜5,000円(1番お安い価格になります)

メンテナンス周期:7〜10年

 

・木材系サイディング

特徴:断熱性に優れていますが、防水・防火性に不安があり、きめ細やかなメンテナンスが必要になります。外観は、木の温もりを感じられる風合いの外壁です。

価格:5,000〜8,000円(1番高価になります)

メンテナンス周期:7〜10年

 

・樹脂系サイディング

特徴:軽くて加工しやすく塩害や寒暖差(耐候性)に強く劣化・色あせ・変色しにくいのが特徴ですが、デザインが少ないことと、取り扱う業者が少ない外壁です。

価格:4,000〜9,000円(価格差が激しい商品です)

メンテナンス周期:10〜20年

 

1-3オススメ塗料

 外壁塗装のメンテナンスで、1番使われている塗料は『シリコン系塗料』です。

隊用年数も、長めで8〜15年となります。

 

 サイディングに塗る塗料は、沢山の種類があり簡単に説明すると、下記のような種類と特徴があります。

 新築時に選んだ、サイディングボードに足りない機能を補うことを考えてみるといいかも知れません。

 

アクリル系塗料:耐用年数が短いが、1番お安い塗料です。

ウレタン系塗料:耐久性・耐候性など機能性が高いのに、費用は余り掛からない塗料です。

フッ素系塗料:耐用年数が長いので、総合的に考えると費用を抑えることもできるかも?

特殊系塗料:遮断性など特殊な性能で、耐用年数も長めです。

光触媒塗料:セルフクリーニング機能があり、耐用年数も長めです。

無機塗料:半永久的に耐久性・防汚性(カビの発生など)の効果が期待できます。

遮熱塗料:紫外線を反射するので、節電効果が期待できます。

2)サイディング塗装の注意点

・サイディングの外壁の塗料は雨に弱いので、影響を受けにくい季節に行いましょう。

・サイディングは、熱がこもりやすいので弾性塗料を使用しないで下さい。

・DIYはオススメできません。塗りムラ・凹凸や、一年も経たずに剥がれなど起きます。サイディングの塗料は塗装業者に依頼しましょう。

3)まとめ

 さまざまな外壁材の中で、主流になっているサイディングについてお話ししてきました。扱いやすさや、多様性、たくさん良い点があります。

 時代と共に進化していることと、建築業界の人手不足の問題のためにも扱いやすい商品が必要であり、役に立っているのかな?と思うところです。

 幸いなことに、当社では若手の人材にも恵まれ作業が早く終わるように、3〜4名での作業を行っております。今回、サイディングの注意点にもあったように『雨』を避けたいというご要望は多く寄せられます。お客様にご迷惑の掛からないように勤めさせて頂きたく、ご予定がある場合は、雨の時期を避けて日程調整ができるように、なるべく早めにご相談頂けますよう、皆様のご協力を頂けますと幸いです。宜しくお願い申し上げます。

 

外壁塗装のメンテナンスで高圧洗浄は必要なの?

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外壁塗装のメンテナンスで、汚れを落とすための「高圧洗浄」は本当に必要な作業なのか?

 高圧洗浄の日に、車の移動をしなくて済みますし、作業日数も短縮できるので、省略できるのであればとても助かるとお思いの方はいらっしゃいませんか?

 このページでは、外壁塗装のメンテナンスで「高圧洗浄」の必要性と、メリット・デメリット、基礎知識を解説していきます。

 

1、高圧洗浄は必要なのか?

高圧洗浄は、外壁塗装のメンテナンスを行う際に、例外を除き必要な作業になります。

 何故なら、高圧洗浄をしていない外壁に新しい塗料を塗ってしまうと、ゴミ・埃・カビ・コケ・経年劣化した塗膜で、新しい塗料が密着せず剥がれや膨れの原因になるからです。

 それは、塗装本来の耐用年数より早く外壁に影響が出たり、剥がれたり膨れたりした外壁からは、雨水が侵入し建物自体に悪影響をもたらすこともあります。このようなことが起きないために、高圧洗浄は例外を除き必要な作業になります。

 

 1-1高圧洗浄の役割

 塗装をする前の下地処理のことで、外壁の不純物を洗浄し、新しい塗料の密着を高める役割があります。

 

 1-2高圧洗浄のメリット

・強い圧力で水を噴射することで、効率よく汚れを落とします。

・高圧洗浄は、汚れを落とし古い塗膜を除去することで、塗料本来の耐用年数に耐えられる仕上がりになります。(塗料の密着度を高める)

・外壁の見た目が断然美しくなります。

 

 1-3高圧洗浄のデメリット(注意すべき点)

・高圧洗浄機で、汚れを落とした水が飛沫となって、我が家や近隣に飛び散ってしまいます。その水に、砂利など含まれている場合は非常に危険です。クレームにならないようにキチンと飛沫対策をして作業をしてもらいましょう。

⇨対策:飛散シートの設置をしっかりしてもらいましょう。

 

・高圧洗浄機の音対策。機械によっては、パチンコ屋の店内にいるような強烈にうるさい機械があります。

⇨対策:見積の段階で、静音(防音)タイプの機械を用意してもらうことと、近隣の方へ挨拶するときに騒音のことも伝えてもらいましょう。

 

・高圧洗浄機の圧力が強すぎると、経年劣化している外壁は剥がれることもあります。

⇨対策:作業後にそういった箇所がないか確認して、業者に相談する必要があります。

 

・高圧で水を噴射するので、圧力によっては人を怪我させてしまうこともあります。実際に死亡事故や傷害罪で逮捕されるケースがあるほどです。

⇨対策:作業の危険性を熟知した業者選びをすることと、作業の日は、近隣の方へ再度の声掛けをするなど細心の注意をしてもらいましょう。

 

2、高圧洗浄の基礎知識

①コーキングの補修を先に済ませる必要があります。

 壁と壁・壁とサッシなどの隙間に、外壁の劣化や雨漏りを予防するためにゴムのような詰め物(コーキング)があります。素材がゴムなので、日光や雨で劣化しひび割れしている場合があります。補修せずに高圧の水をかけると、浸水してしまいますので工程を確認しておくと安心でしょう。

 

②チョーキング現象の箇所は高圧洗浄を長くしてはN.G.

 チョーキングが起きている外壁を、粉が手に付かなくなるまで高圧洗浄すると下地に影響が及ぶこともあるのでN.G.です。

 粉が出る状態でも、密着性を高める下地の上に新しい塗料を塗るので、塗装本来の耐用年数より早く外壁に影響が出ることはありません。(業者を信じましょう)

 

③高圧洗浄のあとは、外壁の乾燥が必要です。

 何故なら、水分が残ったまま外壁に新しい塗料を塗ると、剥がれや気泡が出る原因になり劣化を早めることになるからです。

 乾燥期間は、1〜2日間しっかり乾燥させましょう。(高圧洗浄が終わった時間が夕方だと、乾燥の期間にはカウントされません。疑問に思ったら業者に確認しましょう。)

 

④高圧洗浄の水道料金は誰が負担するの?

 負担は、お客様です。

 水道料金の目安は、約1,000円ほどです。

 

3、まとめ

 このページを読んで、高圧洗浄のメリットよりデメリットの方が多いじゃないか!やっぱり高圧洗浄は必要ない!とお考えに成られた方もいらっしゃるかも知れませんが、そんな危険を伴う作業だからこそ、認識を持ち適切に作業してくれる業者に依頼する必要があります。その結果、近隣にご迷惑をお掛けすることなく、我が家は快適に美しく長持ちする家になるのです。

 

 福永塗装工業は、近隣の方への事前挨拶を代表自ら行い、お客様が納得いくまで打ち合わせを行います。塗装の寿命は、工事の確実性で変わってきます。福永塗装工業へ任せてよかったと思っていただけるようにプロフェッショナルとして相応しい仕事をさせて頂きます。どんな小さなこと、些細なことでも色々な家のことで悩んでいることがあれば、いつでもお気軽にご相談下さい。

 

外壁塗装で「漆喰」に憧れたことありませんか?

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 最近、地方への移住を決め古民家を改装しカフェをOpenする方や、自然豊かな環境でリモートワークをされている方をテレビなどで見る機会が増えました。

 そんな古民家の外壁を、漆喰でお洒落にリノベーションされているのを観て、「カッコいいな!我が家もあんな風になれたらな」と憧れを抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 そんな方へ、今回は「漆喰のいろは」をお話ししていきます。

 

 

 

1)漆喰とは?

 漆喰とは、消石炭を主成分とし海藻や粘土・のりなどを、水で練り合わせて作られた塗材の一つです。用途は、外壁材以外にも瓦の接着や継ぎ目を埋めたり(シーリン剤と同じ役割)、室内の壁としても古くから日本の建築資材全般で使われてきました。

 

 1-1)漆喰の種類

 漆喰は、「本漆喰」が代表的なものになりますが、その他にも種類があります。ここではその他の種類を紹介していきます。

 

 本漆喰:漆喰と聞いて、まずイメージする日本で最もポピュラーな漆喰です。真っ白な見た目が特徴で、昔から日本の建築資材に使用されています。

 

 土佐漆喰:本漆喰とほぼ同じ材料で作られていますが、のりの代わりに発酵した藁が使われているのが特徴です。色は徐々に変化し、初めはクリーム色⇨白⇨黄色味がかった白に変わっていきます。とても丈夫で、防火性が高い漆喰です。

 

 琉球漆喰:本漆喰と違うのは、生石炭を使っているところです。土佐漆喰と同じく、のりを使用せず発酵した藁が多めです。黄色〜薄茶色。沖縄の風土に合った耐久性、断熱性、調湿効果に優れ室内を涼しく保ってくれます。そんな機能的な琉球漆喰を使用するお宅も増えています。

 

 西洋漆喰:それぞれの産地で、材料も呼び名も違います。日本とは風土も違うことから使用する際は、性質をよく調べて特徴に合った使い方をお勧めします。

 

 

 1-2)メリット・デメリット

 漆喰は、基本的に天然の原料から出来ており、地球環境にとても優しい建材だと見直されています。実際どんな建材なのか?見ていきましょう。

 

【メリット】

・耐用年数が長い⇨漆喰は、二酸化炭素を吸収し硬くなる性質を持っています。(まるで植物ですね)吸収し続けた漆器は、古くなるほど強固になり、適切なメンテナンスで耐用年数は100年以上になることもあると言われています。

 

・湿度調整⇨漆喰は湿度の調整をしてくれます。梅雨時期には湿気を吸収し、冬は湿気を放出してくれます。それに伴い、カビやダニの発生も抑制する効果が期待できます。四季がある日本において、昔から多くの建物に使われている理由はこの効果を見て納得できますね。

 

・石と同じような成分で作られているので防火性が高く、もし燃え移ったとしても一酸化炭素のような有害物質を排出することがありません。

 

(室内に漆喰を使うと)

・シックハウス症候群の原因になる化学物質、殺菌作用、空気中のウイルスなど様々な有害物質を吸着し、私たちを守ってくれるそうです。

 

・消臭効果も期待できます。

 

 

【デメリット】

・傷が付きやすく、地震の多い日本ではヒビ割れがおこる可能性が高いです。外壁でひび割れを見つけたらこまめなメンテナンスが必要になります。

 

・漆喰の持ち味である白い壁は、泥などの汚れが目立ちやすいので、日頃のメンテナンスが必要です。

 

・漆喰の壁は、左官工事になるため、腕のいい職人を見つけるのに苦労します。(メンテナンスをして欲しいタイミングに手が空いていないなど)

 

 1-3)外壁塗装の費用

 

 ※漆喰は、左官さんの腕により耐用年数が変わってくるので注意が必要です。

 1-4)漆喰のメンテナンス方法

 漆喰の白く美しい壁を保つために、日頃からご自分でできるメンテナンス方法を紹介します。

(汚れ)

・軽い汚れなら、消しゴムを試してみてください。落ちない場合は、100均などで売られている。「◯落くん」に水を少し含ませ、壁が痛まない程度に拭き取ってみましょう。

・洗剤を使う場合、漆喰の成分はアルカリ性です。「酸性の洗剤は絶対に使用禁しないで下さい!!」

 

(小さなヒビ、傷の補修)

・小さなヒビや傷の補修は、ご自分で補修キットを使い直す方もいらっしゃると思うのですが、ヒビや傷の程度が職人でないと判断できないこともあります。一度相談して頂くことをお勧めします。また、ご自分でされる補修は、元の漆喰と色が異なってしまうことがありますのでご注意ください。

 

 

2)まとめ

 漆喰のメリットやデメリットから、憧れのイメージはどのように変化しましたか?なんの知識もないまま、憧れだけで判断するのは後のメンテナンスで困ることがあります。

 しかし、後のメンテナンスを上回る程、エコや美しさの面から、現代に再度注目される魅力がたくさんあることも再認識できました。ご自分のライフスタイルに合わせて、長い年月を経て味わいを増す漆喰の壁を楽しんで行かれるのも素敵ですね。

 福永塗装工業は、お客様が憧れた漆喰の壁を、長く快適に過ごして頂けるように、打ち合わせを重ね正しいメンテナンスで美しく高い機能性を保ち続けるよう、迅速かつ確実な対応をさせて頂きます。どんなことでもお気軽にご相談下さい。

 

外壁塗装で吹き付けとローラーどちらが良いのか?

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外壁塗装のメンテナンスで、職人が「塗料を機械で吹き付けいる」「ローラーを使い塗料を手作業で塗っている」現場を見かけたことはないでしょうか?

 その作業の特徴、メリット・デメリットと、我が家の外壁塗装のメンテナンスではどちらが良いのか?を比較をしていきます。

 

 

1、外壁塗料で使う工具の特徴

 外壁塗装で塗料を塗る工具は、大きく分けて3種類あります。それぞれの工具は目的・特徴があり「どの工具が優れている」と断言はできません。建物の立地や環境に合わせ職人の経験で適した工具を使い、スピーディーに仕上げていくことになるのです。

 1-1吹き付け(機械)

 吹き付けは一昔前に使われていた工具で特徴としては、塗料を機械で微粒子にして外壁に吹き付ける作業になります。

 近年、様々な場面で「手作業」は「機械」に移り変わり便利な世の中になっています。同じように、外壁塗装も「吹き付け(機械)」が主流かと思いきや、逆なのです!

 近年「外壁塗装を、吹き付け(機械)でしたことがない」という職人がいるほど「手作業」が主流になっています。【塗装面積が広い工場などは吹き付けで作業します。】

 もし、我が家の外壁が「吹きつけ作業」の時は、何故なのか?業者に聞いてみて、その後の対策に備えた方が良さそうです。※その理由は、2-1をご覧下さい。

 1-2ローラー・ハケ

 近年の主流は、こちらです。

ローラーは、広い外壁でも比較的早く塗装できて、仕上がりも綺麗だという特徴があります。

 昔は、吹き付けの方が美しい仕上がりだと言われていましたが、ローラーとハケの工具が年々進化し吹き付けに引けを取らない仕上がりが可能になっていることと、住宅が密集している現代の状況から、狭いスペースで作業しやすいローラー・ハケの方が普及しているのです。

 

2、どちらの作業がいいの?

 外壁塗装のメンテナンスで「吹き付け」か「ローラー」どちらの作業がいいのか?断言することはできません。

 どちらの作業も「塗料の特徴に添った最適な作業をする塗装会社を選ぶ」が正解です。

 2-1メリット・デメリット

【吹き付け】

メリット

・作業時間が早い

・塗料に細かい石を混ぜて仕上げる(石材調塗料)でアクセントと耐久性のある外壁に仕上げることができる。

・作業時間が早いので、人件費の分、費用を抑えられます。

 

デメリット

・どんなに気を付けても、粒子にした塗料は近隣に飛んで行き、トラブルに発展しかねません。予防のための養生の手間も増えてしまいます。

・「塗料が周りに飛んでいく」ということは、その分無駄な塗料を使うことになります。

・吹き付け作業に使用する、機械の音で近隣の方からクレームが来ることもあります。

(上記3点は、要注意ですね。塗装業者と打ち合わせを重ね、予防対策を徹底しましょう。)

・風が強い日など、天候に左右されるため作業日程の延長もありえます。

・近年、吹き付け作業ができる職人が少なくなっているので仕上がりや安全性も心配の一つになります。

 

【ローラー・ハケ】

メリット

・風が強い日など、天候に左右されることなく作業ができます。

・風で塗料が飛ぶ心配がありません。(近隣の方への配慮と、塗料の無駄を減らすことができます。)

・経験が浅くても塗りやすく、均等でムラも少なく仕上がります。

・付着が強く、塗膜を厚く塗れます。

 

デメリット

・吹き付け作業より時間が掛かります。

・塗りやすいと言えども、工具や職人の経験で仕上がりに不満な箇所も出てきます。そんな時は、業者に早く伝えましょう。

・その他は、塗装する箇所により工具の種類が何種類も必要。など職人が苦労するデメリットが多いようです。

 2-2価格差

 価格は、吹き付けの方が作業が早いので人件費が抑えられ、若干安くなります。

 (ウレタン塗装)吹き付け:約1,800円 ローラー:約2,000円

 (シリコン塗装)吹き付け:約2,000円 ローラー:約2,500円

 

3、まとめ

 吹き付けと、ローラーの違いお分かり頂けたでしょうか?

手作業のローラーが主流だと言うのは意外でしたが、結果的にどちらも仕上がりや耐久性に明らかな差はないことが分かりました。

 色選びから幾度と話し合いをしてきた塗装会社なら、塗料の特徴に添った最適な作業をしてくれることでしょう。

 

 福永塗装工業では、1級塗装技能士の職人を工事責任者に選任し、どのような現場もお客様への感謝の気持ちを込めて丁寧な作業をしております。ですが、お客様目線でないと分からない事もあります。お気付きの点や、疑問に思われることがありましたら、些細なことでもお声がけ下さい。アフターフォローまで心を込めた対応をさせて頂きます。